2022年1月22日

2022年のブラジルの祝祭日

ブラジルのコロナ時代、つまりコロナ暦をいつにするかといえば、やはり2020年カーニバル後に初めてのこの病気による死者が出たときからとなるだろうが、一般的には2019年までは平穏な時代、2020年から困難な時代に入ったと言える。

2022年初めは、昨年末の第2波収束から一転、オミクロン株席巻による第3波上昇中の今日このごろである。
リオデジャネイロもサンパウロも、カーニバルのパレードを数ヶ月延期した。

そのカーニバルはいつの予定だったか、やはり今年のカレンダーをチェックしないとわからない。
連邦政府の経済省は、2022年の祝日と任意出勤についての通達PORTARIA ME Nº 14.817, DE 20 DE DEZEMBRO DE 2021を2021年12月22日付官報に掲載した。
下の表はこれに準ずる。
条文に断っているように、本来の目的は連邦行政官庁や国営企業の休日を定めたものである。
一連のキリスト教関連の移動休日は、2021年より13日遅くなる。
たとえば2021年のキリスト受難金曜日は4月2日、2022年は4月15日である。

1 1月1日 Confraternização Universal 世界友好の日 FN
2,3 2月28日,3月1日 月火 Carnaval カーニバル PF
4 3月2日 quarta-feira de cinzas 灰の水曜日 14時までPF
5 4月15日 Paixão de Cristo キリスト受難の日 FN
6 4月21日 Tiradentes チラデンチス FN
7 5月1日 Dia Mundial do Trabalho 世界労働の日 FN
8 6月16日 Corpus Christi キリスト聖体の日 PF
9 9月7日 Independência do Brasil ブラジル独立の日 FN
10 10月12日 Nossa Senhora Aparecida アパレシーダ聖母の日 FN
11 10月28日 Dia do Servidor Público 公務員の日 PF
12 11月2日 Finados 死者の日 FN
13 11月15日 Proclamação da República 共和制宣言の日 FN
14 12月25日 Natal クリスマス FN
注:FN = Feriado Nacional 国定祝日、PF = Ponto Facultativo 任意出勤
任意出勤とは、職種や企業や自治体によって働くか休むかが決められる日である。
各人が勝手に自分の都合で出勤したり欠勤したりして良いという意味ではない。

10月28日(金)は「公務員の日」(Dia do Servidor Público)で、民間は通常日であるが、(連邦の)官庁は任意出勤となる。
連邦政府が定める当表に載っている全国一円の休日のほかに、各地で市、地方あるいは州の記念日が数日定められていることが多い。

次のサイトで、任意の過去・将来年の、任意の国の休日が入った月齢付きカレンダーを閲覧・印刷できる(英語・ドイツ語・当国語-ブラジルならポルトガル語)。
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