以前アナコンダ(Anaconda)という映画があった。
ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)がセクシーだったが、アナコンダの動きが異常に速すぎて不自然だった。
映画だから文句は言わないが。
ブラジルでは、アナコンダのことをスクリあるいはスクリー(sucuri学名はEunectes)という。
今回見つかったのは長さ6メートル、11月4日夜9時頃アマゾナス州マナウス西部タルマン(Tarumã)地区のカショエイラ・アルタ(Cachoeira Alta)道路であった。
見つけたのは自由業フェルナンド・アルベルト(Fernando Alberto)氏で、軍警察環境隊(Batalhão Ambiental da Polícia Militar)に届け出た。
「友人たちと一緒に縄をかけてからトラックの荷台に積み込んだ。
運転手の中にはこういった動物は殺すものと思い込んでる奴もいるからね。」
翌5日朝に警察に連絡した。
Animal apresenta estado de saúde estável e será solto em Anavilhanas (Foto: Tiago Melo/G1 AM)
マナウスから100キロのアナヴィリャナス列島(Arquipélago de Anavilhanas)近くのスクリ本来の棲息地へ放すことになっている。
(g1.globo.com 05/11/2011 13h19 - Atualizado em 05/11/2011 13h52から)
さっきテレビニュースで見た。
4人がかりで抱えて船に積み込んでいた。
ヘビは特に外傷もなく元気そうで、川に放流された。
ずいぶん岸から遠い川の真ん中辺りで放すなあと感じた。
ヘビは悠々と泳いでいた。
水生なので川に放流しても大丈夫であろうが、島に放つ予定でなかったのか。
マナウスの近くにネグロ川(Rio Negro)とソリモンエス川(Rio Solimões)の合流地点がある。
コーヒーのように黒いネグロ川の水と、ミルクコーヒーのような茶色く濁ったソリモンエス川の水が、温度など水質の違いのため数キロメートルも混じり合わないで平行して流れる奇妙な風景で、有名な観光地だ。
観光客は観光船で訪れ、船はしばし停泊して、観光客は二種類の水の中を泳ぐことができる。
Solimões river at the confluence or the Meeting of Waters with Negro River, near Manaus, where the Amazon River officially begins.
(Wikimedia Commons Foto por Mario Roberto Duran Ortiz Mariordo)
ヘビはネグロ川に放流した、とニュースで言っていた。
ネグロ川のどの辺かはわからない。
本物のアナコンダ、つまりスクリは、映画と違ってのったりしているようだが、観光客が泳ぐようなところに6mの大蛇を放つのはまずいのではないか。
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