先日突然ビルが崩壊したリオデジャネイロであるが、危ない場所はまだまだつきない。
歓喜爆発のカーニバルなら結構なのだが、マンホールに爆発されては困る。
リオデジャネイロ港の運輸会社Triunfo Logísticaの労働者一人が、マンホール(bueiro)の爆発の直撃を受けて死亡した。
場所はリオデジャネイロ港第30倉庫、2012年1月30日月曜日10時30分ころのことだった。
情報元のリオデジャネイロドック会社(Companhia Docas do Rio de Janeiro)によると、さらに2人の労働者が負傷して、市立病院(Hospital Municipal Souza Aguiar)で手当を受けた。
マンホールは雨水受けタンクとして使われていた。
死亡した労働者は、爆発箇所付近で鉄板を切断する作業中だった。
どうして雨水を貯水するマンホールが爆発するのか、原因は明らかになっていない。
2011年にはマンホール爆発が2件起こった。
一つはリオデジャネイロのセントロ(中心街)、もう一つは市の南部であった。
現在までで一番重大な事故は2010年6月に起きたもので、市内散策中のアメリカ(合衆国)人夫妻が電力会社のマンホール爆発によって重傷(火傷)を負った事件だ。
場所は有名なコパカバーナ(Copacabana)区のペルー共和国通りとコパカバーナ聖母大通りの交差点(22°58'2.97"S - 43°10'55.18"W)であった。
この爆発の場合、何らかの原因でマンホール空間に充満した可燃性ガスに電気火花から引火したものと想像できる。
(http://ultimosegundo.ig.com.br/brasil/rj/uma-pessoa-morre-e-duas-ficam-feridas-em-explosao-de-bueiro/n1597605998784.html及び
http://ultimosegundo.ig.com.br/brasil/rj/explosao-em-bueiro-queima-turistas-no-rio/n1237686896478.htmlから)
リオデジャネイロの街を歩くときは、古いビルだけでなくマンホールのふたにも十分気をつけなければならない。
iG Rio de Janeiro | 12/07/2011 21:41 に爆発マンホールマップがあった。
これまで(多分2011年7月12日まで)どこで爆発したかが一目でわかる。
2,3件どころでない、爆発件数が多いのに驚く。
残念ながらマンホール爆発は予報不可であるが、どの地区が爆発しやすいかくらいの目安になろう。
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