2012年1月30日

またもや面白いペプシのCM "Pode to be?"

Joel Santana ジョエル・サンタナ、バイア(Bahia)州のフットボールチーム、バイア(Bahia)の現監督で、ビッグクラブの監督を歴任、南アフリカ共和国のナショナルチームの監督を務めたときには、インタビューで聞こえる怪しげな英語が話題になり親しまれた。
この人がペプシPepsiと組んで楽しいコマーシャルフィルムを作ってくれた。



ブラジルのどこかの海岸で、外国人美人2人を口説きたい青年2人の通訳を買ってでるというのがその場面設定だ。
登場するときに「ジョエ~ル」とバックで歌が流れ、監督姿で現れるところから異様な雰囲気がただよう。
ポルトガル語で話している部分にもポルトガル語の字幕がついていて、見て聞いていると、なんだかわけがわからなくなってくるのがおかしい。

ペプシコーラの宣伝決まり文句は、"Pode ser?"(いいかい?)なのだが、ポルトガル語と英語を混ぜて"Pode to be?"とひねっている。
南アフリカ監督時代(2008-2010)にはその怪しい英語でもインタビューでグイグイ押し切ったジョエル・サンタナ氏、プライドのある繊細な人だったら恥ずかしがるか怒り出すと思われるのだが、その人気英語を活用してコマーシャルフィルムで披露してくれていて、面白くありがたく拝見している。

ジョエル・サンタナ氏、Wikipediaによると、リオデジャネイロ州の4つのビッグクラブ(ヴァスコVasco da Gama, フルミネンセFluminense, フラメンゴFlamengo, ボタフォゴBotafogo)及びバイア州の2つのクラブ(バイアBahia, ヴィトリアVitória)での州選手権優勝経験を誇る唯一の人だ。
2006年にはVegalta Sendaiベガルタ仙台の監督で、日本経験もある。

ジョエル・サンタナ氏をコマーシャルフィルムに出演させる英語教室があったら拍手したいものだ。

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