並んで土星と木星、早い時間だと金星と共に見ることができる。
普通に肉眼で見ることのできない惑星の名前などは、普段の会話で使うことはほとんどない。
こういう機会なので太陽系の惑星名の一覧を、例によって3か国語対照にしてみた。
English | Español | Português |
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Solar System | Sistema solar | Sistema solar |
Sun | Sol | Sol |
Mercury | Mercurio | Mercúrio |
Venus | Venus | Vênus/Vénus |
Earth | Tierra | Terra |
Mars | Marte | Marte |
Jupiter | Júpiter | Júpiter |
Saturn | Saturno | Saturno |
Uranus | Urano | Urano |
Neptune | Neptuno | Netuno/Neptuno |
Pluto | Plutón | Plutão |
2006年に惑星から外された冥王星であるが、気の毒なので上には入れておいた。
ポルトガル語で二つ語形がある惑星名は、最初のがブラジルの、最後のがポルトガルの綴り方である。
ポルトガル語は金星と地球のみが女性名詞、残りは太陽も含めて全部男性名詞である。
母なる大地は特別だが、さすがにヴィーナスが男性名詞では都合が悪いのだろう。
冠詞なしで最初の字を大文字で始めるのが通例である。
スペイン語では大地つまり地球だけが女性名詞、太陽も全ての惑星も男性名詞で、ヴィーナスが男性だとおかしいのではないかと思うだろうが、そこのところをどう解決するのかというと、金星の意味では男性名詞、ヴィーナスの意味では女性名詞となっている。
スペイン語でも同様に、無冠詞の大文字始まりが使われるようだ。
組曲「惑星」"The Planets"といえば、イギリスの作曲家ホルストの代表的な作品である。
これは本物の天体の観察というより、占星術の知識をもとに作曲されたという。
作曲された時期(1914-16)に、冥王星は発見(1930)されていなかった。
有名な組曲に入れてもらえなかったし、76年経ってから惑星の仲間から外されるし、かわいそうな冥王星である。
しかし海王星と交差するいびつな軌道を持つし、地球の月より小さいし、惑星よりも小惑星に近い性質であるから、そういう運命でも仕方ないのだろう。
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