900名を超す医師がブラジルで資格を有効にするための試験を受ける
Mais de 900 médicos fazem exames para validar o diploma no Brasil
2018/11/17放送
外国で取得した医師資格をブラジルで法的有効化する試験の二次(そして最終)試験が2018年11月17日から18日にかけて行われる。
報道で見ると、この試験には"Revalida"(男性名詞)という名前がつけられたようである。
INEP(国立研究学習教育研究所)によると、外国の医師資格を所持するがブラジルで有効な資格にしたい応募者の55%はブラジル人、15%はキューバ人、10%がボリビア人で占められる。
一方同ソースによると、各人が取得した資格の40%はボリビア、19%はキューバ、13%がパラグアイのものである。
一次試験受験者は7300名で、二次試験に進んだ者は937名であるので、易しい試験ではないことがわかる。
テレビニュース報道では2人にインタビューしている。
ボリビアで医学を修めて、ブラジルで医師の職を見つけたいボリビア人と、アルゼンチンで医学を学んだが、ブラジルで開業したいブラジル人である。
開始から3年になる「もっと医者を」プログラムは、国外資格医師にブラジルでの法的有効化試験受験を免除していて、現在11,607人の国外資格医師が参加している。
この中では、国家が派遣組織を作って後押ししているキューバ人医師が8,332名と大部分を占める。
ボルソナロ次期大統領が、体制が相容れないキューバ国家のピンはねに手を貸しているこの制度に手を入れる意向を表明して、応えたキューバは30日内にキューバ人医師の引き上げを命じていることから、早く手を打たないと600を超える市町村が無医地区となる恐れがある。
週が明ければ、連邦政府はブラジル資格のブラジル人医師を、それで足りなかったら他の国籍の医師を募集する要項を発表することになっている。
緊急経過措置として、ブラジル医師資格非所持のキューバ人以外の国籍の医師を採用し続ける可能性も残っていると思う。
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