ワールドカップの時期になると、高らかに唱えられるのが、ブラジルセレソンの目標、つまり今度優勝したら何回優勝となるかを、
○○○カンペオーン(campeão)
と叫ぶのである。
○○○に入るのは次の接頭辞である。
なぜかギリシャ語なのである。
biとtriはラテン語系ともいうし、下表の発音は現代ギリシャ語より古代ギリシャ語のものに近いようだし、はっきりわからないが堅いことはいわない。
回数 | 接頭辞 | カタカナ | 該当する国 |
---|---|---|---|
1回 | イングランド、スペイン | ||
2回 | bi | ビ | フランス、ウルグアイ |
3回 | tri | トリ | アルゼンチン |
4回 | tetra | テトラ | ドイツ、イタリア |
5回 | penta | ペンタ | ブラジル |
6回 | hexa | エ(ヘ)キサ | |
7回 | hepta | エ(ヘ)プタ | |
8回 | octa | オクタ | |
9回 | enea | エネア | |
10回 | deca | デカ | |
11回 | hendeca | エ(ヘ)ンデカ | |
12回 | duodeca | ドゥオデカ |
ブラジルは2002年から20年間、エキサカンペオーンを唱えてきた。
さらに少なくともあと4年、エキサカンペオンへの願いは続く。
エキサ以上に達する国は、どれだけ待ったら出現するのだろうか?
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