http://news.yahoo.co.jp/pickup/6216932
2017年3月19日編集
日本では乳がん視触診は推奨されていないのか。良からぬことを考えるスケベな医者がいるのだろうか。
小学教師「乳がん検診装い」少女2人"胸触る"「間違いありません」初公判 北海道旭川市
北海道文化放送 3/17(金) 11:56配信
こんな事件が起きるのだったら仕方ないのかと思ったのだが、欲望全開の医者や教師のせいではなく、視触診は早期発見の効果は薄いことが、国が推奨しない理由である。
先進国ではほとんど行われていない、とも書いてある。
2017年3月19日編集部分終わり
先進国ではないブラジルでは全く反対である。
ちょうど昨日テレビニュースでこんなのを見たばかりだ。
国立がんセンターによると、60%以上の人が自身の検査にて乳がんを発見した
Mais de 60% descobriram câncer de mama pelo auto-exame, diz Inca
http://g1.globo.com/jornal-hoje/noticia/2016/10/mais-de-60-descobriram-cancer-de-mama-pelo-auto-exame-diz-inca.html
日本と異なるのは触診を行うのは医者だけではない。
主として本人またはパートナーが行うのである。
ビデオに登場するマリステラさんは5年前に触診で乳房にしこりを発見した。
「38歳のときでした。
本当のことを言うと、発見したのは夫です。」
どんなシチュエーションで夫が妻の乳房のしこりを発見したのかは言ってくれなかった。
彼女はすぐに化学療法に続いてガンの摘出手術を行うことができた。
ガンは初期のものだったが成長は早くて、最初2センチメートルくらいだったのが1ヶ月半で5センチ位まで達したと回想する。
INCA(国立がんセンター)による研究では(ガンを患う人の)66.2%の人が自分またはパートナーが触診で発見しているという。
触診ではしこりの大きさが1センチ位から発見できるという。
もちろん触診も大切だが、マンモグラフィを全く頼らなくても良いわけではない。
95%の初期ガンはマンモグラフィによって発見されるとマストロジスタが説明する。
女性の30%はマンモグラフィまたは類似の画像検査によって初期乳がんを発見されるという。
マリステラさんは病院に定期検診に行ってインタビューを受ける。
「病院の治療となによりも夫が私の命を救ってくれました。」
昔乳房を触ってしこりを発見してくれた夫に恥じらいなど全く無くあっけらかんと感謝している。
ブラジル人が一般に性生活に熱心で開放的であることには、ちゃんと利点があるのだ。
乳腺を専門に扱う医学分野をポルトガル語でmastologiaというのだが、Wikipediaで調べてみるとこの単語の説明が出ているのは、ポルトガル語の他にはドイツ語、スペイン語、フランス語とイタリア語だけである。
乳腺科とは日本にはない専門科目であり、英語にも対応する単語がないようである。
巨乳好きが多いと思われる日本に乳腺科がなくて、大尻好きのブラジルに乳腺科があるのは不思議でないか?
本ブログ記事タイトルを見て早とちりした人よ、触って感謝されるのはパートナーだよ、全然知らない人を触ってはいけないよ。
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