32.912 vidas perdidas: julho foi o mês com mais mortes por Covid-19 no Brasil, apontam secretarias de Saúde
前回引用したページにはもう一つ興味深いデータがあったからここにのせる。
Covid-19が流行している国々の比較である。
どの国が一番「うまくやって」いるのだろうか?
答えはすぐに出ない。
有効なワクチンが出回って、十分にCovid-19の制御ができるようになったときに、ようやく判定が出るだろう。
月別死亡数の変移
国 | 2020推計人口(千) | 死亡数/10万人 | 7/31合計 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブラジル | 212,559 | 43.55 | 92,568 | 0 | 202 | 5,804 | 23,335 | 30,315 | 32,912 |
米国 | 331,003 | 45.33 | 150,054 | 0 | 2,398 | 50,030 | 49,139 | 24,636 | 23,851 |
イタリア | 60,462 | 58.11 | 35,132 | 21 | 11,570 | 16,091 | 5,658 | 1,404 | 388 |
連合王国 | 67,886 | 67.76 | 45,999 | 222 | 1,408 | 24,689 | 12,279 | 5,199 | 2,424 |
フランス | 65,274 | 46.17 | 30,136 | 2 | 3,015 | 21,037 | 4,663 | 1,013 | 406 |
インド | 1,380,004 | 2.59 | 35,747 | 0 | 29 | 1,045 | 4,090 | 11,729 | 18,854 |
メキシコ | 128,933 | 35.18 | 45,361 | 0 | 20 | 1,549 | 7,846 | 17,233 | 18,713 |
元報道の月ごと死亡数の表に、2020年推計人口(単位:千人)と、計算された各国人口10万人あたり2020/7/31までの累計死亡数を一緒に載せた。
これをみると、ブラジルは米国のまだまだ後ろにいると思っていたのだが、単位人口あたり死亡数で追いつき追い越す勢いである。
いわゆる「先進国」のピークが4月であるのに対して、「発展途上国」のピークが7月であるのはたまたま偶然であろうが、先進国対発展途上国という図式になった。
先進国グループの特徴として、みんな金を持っているから国内・海外を旅行する人が多くて、ウィルスを急速に蔓延したので、感染が3月、4月の初期に急増した。
もともと欧州自体国境がないようなものだったし、米国人は世界中どこでも観光していた。
その結果、「冷や水を浴びせる」効果にあたって、政府は厳しい隔離政策を執る判断に容易に踏み込めた。
発展途上国グループは金持ちもいるが、自分の生まれ育った町から出たことのない人も多く、初期の感染は緩慢だった。
その証拠に、ブラジルの初期の感染者はヨーロッパ旅行帰りの富裕層から始まった。
職場を共にする、例えば富裕層の家庭で働く家政婦とか運転手とかの人たちが、富裕層からウィルスを庶民層の家庭へもたらす役割を果たした。
そのように、初期においてじりじりと緩慢な拡大であった途上国グループは、残念ながら「茹でガエル現象」であり、感染が激増した時期には「隔離疲れ」も加わり、強力な社会隔離を継続する条件になかった。
ブラジル、インド、メキシコでピークが7月にあるということは、8月も現状維持、下手するとさらに増加するのではないかという恐れはある。
変な言い方になってしまうが、インドは「伸びしろ」が大きい。
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