2012年1月1日

2012年のブラジルの祝祭日

ブラジル連邦政府はこの12月26日の官報で2012年のブラジルの国定祝祭日及び任意休日を発表した。
1月1日Confraternização Universal世界親善の日feriado nacional
2月20-21日月火Carnavalカーニバルfacultativo
2月22日Quarta-feira de Cinzas灰の水曜日14時までfacultativo
4月6日Paixão de Cristoキリスト受難の日facultativo
4月22日Tiradentesチラデンチスferiado nacional
5月1日Dia Mundial do Trabalho世界労働の日feriado nacional
6月7日Corpus Christiキリスト聖体の日facultativo
9月7日Independência do Brasilブラジル独立の日feriado nacional
10月12日Nossa Senhora Aparecidaアパレシーダ聖母の日feriado nacional
11月2日Finados死者の日feriado nacional
11月15日Proclamação da República共和制宣言の日feriado nacional
12月24日Véspera do Natalクリスマスイブfacultativo
12月25日Natalクリスマスferiado nacional
12月31日Véspera de Ano Novo大晦日facultativo

feriado nacionalとは文字通り国定の休日であるが、(ponto) facultativoは、休日になったり勤務日になったりは職場によって異なる任意休日のことだ。
facultativo(=任意)だからといって、個人で勝手に休んで良いわけではない。

灰の水曜日の14時まで任意休日というのは、午前中は前夜火曜日のカーニバル大騒ぎの疲れを癒す時間となっており?、銀行・官公庁や商店などは午後2時から開店する習慣があるからである。
灰の水曜日自体はキリスト教の行事であり、四旬節(クアレズマ Quaresma po. / Lent en.)つまり復活祭の前日までの主日(日曜日)を除く40日の節制期間の始まりである。
節制期間前に、はめをはずして大騒ぎするというのがカーニバル(こちらではカルナヴァル)の存在意義なのだが、宗教的意義から離れてにぎやかな祭りとして独立してしまったというみかたは多い。
つまり、はめをはずして大騒ぎはするのだが、四旬節の節制はしない、という人が多いのである。

また、ここにあげた休日のほかに、各地で市と地方の記念日が市法(lei municipal)・州法(lei estadual)により一つずつ定められていることが多い。

Planalto(大統領府)からの元資料リンクも載せておく。
http://blog.planalto.gov.br/wp-content/uploads/2011/12/Feriados.pdf
ただし、この資料にある「公務員の日」(Dia do Servidor Público)は、公務員にしか関係しないため、外してある。

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