ブラジリア、フォルタレーザ、サルバドール、リオデジャネイロを訪問したJérôme Valcke FIFA事務局長は、ワールドカップ2014ブラジル大会の会場は、いくつか工事の遅れが心配されるところ(特にリオ・グランデ・ド・ノルテ州のナタル)はあるものの、12都市で開催されることを確認した。
予選グループを決める組み合わせ抽選は2013年12月に行われるが、抽選会場の選定については、フォルタレーザ(セアラ州)が有力とされるものの、過去の大会で抽選が行われたリオデジャネイロが除外されるということの他は、まだ白紙のようである。
大会の会場争奪戦からは外れたフロリアノポリス(サンタ・カタリーナ州)なども候補に残っている。
バイア州サルバドールのスタジアム工事の進捗具合は合格点で、そのためコンフェデレーションズカップの会場に新たに加えられる可能性が高まっている。
隣州のペルナンブコ州レシフェを2ヶ月後に視察してから、今年の6月までに両都市での開催の可否が決定されるという。
既にコンフェデレーションズカップの会場に決定している4都市は、リオデジャネイロ(リオデジャネイロ州)、ベロオリゾンテ(ミナスジェライス州)、ブラジリア(連邦区)、フォルタレーザ(セアラ州)である。
FIFAとブラジル組織委員会との意見の相違から、まだ制定されていないワールドカップ総合法(Lei Geral da Copa)であるが、FIFA事務局長は、FIFA・ブラジル両者共時間が迫っていることを認識しており、相違点のすり合わせと法制定は間近と、楽観的な見通しを持っている。
割引入場券については、リーグ予選についてのみ40レアルの券を30万枚ブラジル人向けに販売することになった。
このチケットは一般向けと比較してどれだけ割安なのかはよくわからない。
どのような手続きで販売するのかもまだわからない。
会場でのアルコール飲料(ビール)販売については、FIFAはそれを認めるよう強い主張を崩していない。
コンフェデレーションズカップの組み合わせ抽選は、試合会場にはなっていないサンパウロで、2012年12月に行われることが決定した。
(Globo Jornal Nacional 18,19/01/2012を参考にした)
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