2016年4月8日

60日で消滅するプリペイド携帯番号

まあ、タイトルを見ても何のことかわからないし、わかったとしてもブラジルの携帯電話のプリペイドカードのことなど全く興味ないことと思う。
仮に8月のオリンピック・リオデジャネイロ大会の応援でブラジルに旅行に来た人でも、何ヶ月も居座るというのでなければ全く用無しの情報である。
しかし、ブラジルに住んでいて携帯電話を持っているが、ほとんど自分からはかけないという人には重要な情報と思われる。
私がそうであるからだ。

携帯電話のプリペイドカードのクレジットは、クレジットを入れた日に、その金額に応じて30日とか90日とかの期限がつく。
カードと言っても最近は全く目にすることがない。
かわりに銀行ATMや商店のレジで電話番号を端末に打ち込んで、現金やクレジットカードで携帯電話クレジットを購入できるようになっているからだ。
入れたクレジットを使いきってしまえば、当然その時点で有効期限はお終いになる。
だが、例えば、10レアルのクレジットを購入して30日の期限をもらったが、30日経ってもまだクレジットを使い切っていない時はどうなるか。

かなり以前、十年も経つだろうか、調べた時には、クレジットを残して期限満了してから90日間は、送信不可受信のみ可能、それに続く60日間は送受信不可能、緊急電話のみとか、合わせて5ヶ月位の期間が、携帯電話番号没収前の猶予期間であったと思う。

その後、その期間は短縮されて90日になっていたような気がしていた。
でも、携帯会社からのSMSを見ると、そうではないような兆候があったので、改めて調べた。

http://www.anatel.gov.br/hotsites/smp/creditos.htm
この国家通信庁のページを見ると、
Vale lembrar que o contrato pode ser rescindido depois de transcorridos 60 dias da data de expiração do último crédito, sem que tenham sido inseridos novos créditos.
と書いてある。
最後のクレジットの期限が満了してから60日後までに新たにクレジット購入をしないと、契約の破棄ができるとある。
クレジットを購入した時点で、期限切れになって使うことのできなかった前回の残りクレジットが改めて有効になる。

実際は携帯電話会社は、電話番号を突然没収することはなく、督促のメッセージをかなりの頻度で送ってきているようである。
でもカレンダーを見たらゆうに60日を経過していることに気づいた。
クレジットを入れて来なければならない。

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