2016年11月11日

サンパウロでも博多でも道路陥没

博多で道路に大穴が空いたニュースを見た。
ブラジルでも過去にこんなことがあったなと検索した。

サンパウロの地盤陥没の写真は以下のリンクで見られる。
https://www.google.com.br/search?q=desabamento+obra+metro+sao+paulo&biw=1115&bih=651&tbm=isch&source=lnms&sa=X&ved=0ahUKEwjkkaXBtqHQAhWEjpAKHZwqDB0Q_AUICSgC&dpr=1

都市サンパウロ博多
事故日2007/01/122016/11/08
大きさ長径80m短径40m30m四方
深さ32m15m
計算容積321,500立方メートル13,500立方メートル
原因地下鉄工事地下鉄工事
死者70
避難区域半径1km350m x 150m
その後3ヶ月間工事中断
4年後に地下鉄開通
3日後に穴補充
6日後に仮復旧予定

容積は単に規模を想像するために計算しただけで、実際にその容積の空間が生じたわけではない。
穴の大きさと被害者の重大さは桁違いに異なるが、復旧の速度も大違いである。

サンパウロの穴の工事中断が異常に長期と思われるだろうが、原因追求にかなり時間がかかっていた。
結局工事責任者には、事故予見は不可能だったから無罪の判決が出た。
博多の陥没穴復旧が、中国の高速鉄道事故車両埋めと同種でないと信じたい。

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