(Fred Raposo, iG Brasília, e Pedro Taveira, iG São Paulo | 13/09/2011 11:47から)
インターネットを使う人 = internauta 天体(astro) → 宇宙飛行士(astronauta)のように作られた造語だろう。
Twitterを使う人 = tuiteiro Twitterをポルトガル語読みしたものに、-eiroをつけた新しい造語だろう。
初めて聞いた。
ブログを書く人 = blogueiro という語と同じく、パン(pão) → パン屋(padeiro)、手紙(carta) → 郵便配達人(carteiro)の類か。
ブラジル北部(つまり熱帯地方)にパラあるいはパラー(Pará)州がある。
パラ州の州都はアマゾン河口、ほぼ赤道直下(南緯1度27分)のベレン(BelémあるいはBelém do Pará)で、この28日にブラジル・アルゼンチン戦の黄金カードの親善試合が行われる予定だ。
最近ではブラジルの議員もTwitterを使うのだが、パラ州選出上院議員Flexa Ribeiro氏は「パラ州内のTwitterフォロワーに限って」親善試合の入場券2枚が当たるキャンペーンを始めた。
入場券2枚180レアルは議員歳費からでなく自分のポケットマネーから支払った、選挙目的は一切ないと、腹を探られた上院議員はiG(ポータルサイト)に返答した。
上院議員選挙は昨年終わっていて、次回は2014年だ。
2012年には地方総選挙(市長・市議会議員)選挙がある。
上院議員は言う。
「パラ州にワールドカップを呼べなかったのは冷や水だった。
この抽選は試合の宣伝だ。
インターネットユーザーが政治に興味を持ってもらうようにするのが目的だ。」
取材時点で上院議員は7,841人のフォロワーを持ち、56人がリツイートした。
さてこの親善試合であるが、CBF(Confederação Brasileira de Futebol)とAFA(Asociación del Fútbol Argentino)の合意によって2018年まで続けられる予定の"Superclássico das Américas"(po.), "Superclásico de las Américas"(es.)、アメリカ・スーパークラシック(現地風に読むならスペルクラシコ)と呼ばれるものだ。
AFA(Asociación del Fútbol Argentino)のサイトにあった画像なので、スペイン語表記になっている
アメリカが複数形になっているということは、北南中央全てのアメリカのスーパークラシックということで、米国野球が勝手にワールドシリーズと呼ぶのと同じノリであるが、ブラジルとアルゼンチンならば許してもらえるのだろうか。
ウルグアイやパラグアイが文句を言いそうな気もするのだが。
両国の選抜チームは、「ブラジルとアルゼンチンにあるクラブでプレーする選手で組まれる」とあるので、ヨーロッパにいる選手は呼ばれないのだが、ブラジルでプレーするアルゼンチン人はアルゼンチン選抜チームに入る。
2011年のアメリカ・スーパークラシックは、明日9月14日にアルゼンチンのコルドバ(Córdoba)で、その2週間後9月28日にベレンで行われる。
参考に、ベレンの試合の入場料はベンチ席(arquibancada)40レアルからイス席(cadeira)190レアルまで。
例の上院議員の抽選で当たるのは90レアルの席、最低の席の倍以上だが最高の座席の半額以下だ。
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