2015年7月7日

ギリシャ人の巨大な贈り物

今ギリシャが大変である。

威勢よく OXI これはどうしても 0x1 に見えてしまうので、ゼロかける1はゼロでないか、それとも酸素(オキシ)なのか、と言いたくなるのだが、ノーと叫んで大丈夫なのだろうか。
かの国の人々は将来のことをあれこれ心配しないのだろうか。
極めて楽天的なのか、行き当たりばったりなのか。

かなりブラジル人の性格と似ているような気がするのだが、ブラジルが今のギリシャのような境遇に落ちて同様の国民投票があったら、ブラジルも反対が賛成を圧倒するのだろうか。
それともよほど今まで緊縮に痛めつけられて、もう耐えられなくなった沈痛の叫びなのか。
お祭り騒ぎのようであり、とてもそうとは見えないが。

ポルトガル語でギリシャ国は Grécia、形容詞ギリシャの、名詞ギリシャ人、ギリシャ語は grego である。

なんかとりとめのない話をしていて、「それはギリシャ語か」と言われたら、意味がわからないと言われるのと同じだ。
意味がわからないと言いたいのなら、ロシア語でも中国語でも、もちろん日本語でも良いのだが、なぜかいつもギリシャ語に例えられるのだ。

「ギリシャ人のプレゼント」という表現があることはこのブログに書いたことがある、
ギリシャ人のプレゼントというと、トロイの木馬を指すのだろう。
何でも、もらって嬉しくないプレゼントのことらしい。

「ギリシャ風キス」という奇妙なフレーズがある。
アヌスへのキスという性愛のバリエーションを意味する。

ギリシャのつく成句はどうも普通でないものが多いようだ。
そしてギリシャは今、とてつもなく巨大なプレゼントを抱えてやって来たところだ。

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