最近はこの物を使用すること自体がだんだん少なくなってきているのだが、それでも去年末、この注意を聞かされた。
小切手記入である。
小切手は、金額を数字とアルファベットで記入し、発行場所・年月日(年と日は数字だが、月はアルファベット)、それから銀行に登録しているサインをする。
これが持参人払小切手の、最小限の記入事項だ。
今日小切手を切るとき、日付は当然、
13 de janeiro de 2.014
となるのだが、うっかり年のところを
13 de janeiro de 2.013
としてしまう人が多い。
そうすると銀行は支払ってくれないという。
ここで疑問が湧いた。
1年前の日付でだめなら、どれだけ以前の日付なら良いのだろうか?
小切手 日付(cheque data)で検索してみた。
ブラジル中央銀行のサイト
http://www.bcb.gov.br/pre/bc_atende/port/servicos6.asp#16
にのっていた説明だから間違いない。
小切手には二つの期限がある。
- 提示期限(prazo de apresentação) ― 小切手振出日から、同じ市内なら30日、市外の小切手なら60日
- 時効期限(prazo de prescrição) ― 提示期限終了時から6カ月
時効期限が過ぎた後は、小切手を提示された取扱銀行は、たとえ口座に残高がいくらあっても、小切手自体が時効なので支払いせず返却する。
以上の説明があった。
つまり、振り出されてから、市内の小切手だったら7カ月、市外のものだったら8カ月以内の小切手ならば銀行へ持ち込んで良いということだ。
テレビでは、毎年何枚かの小切手を書き損じて無駄にしてしまう人へ、年が明けたら、手元の小切手帳の小切手全部の年を書き込むところへ'2014'と記入してしまうよう勧めている。
0 件のコメント:
コメントを投稿