2012年7月16日

韓国製新鋭巨大鉱石船は無事復活

韓国製新鋭巨大鉱石船は鉄くずになるか
Vale社の巨大貨物船団戦略のつまずき

7ヶ月前にその最初の荷積み中の事故で足止めされていた、世界最大級の鉱石貨物船Vale Beijing丸であるが、ようやく航海できるよう修復された。
重量級貨物船の接岸を拒んでいた中国も、やっと許可する見込みがでてきた。

これまでに例のない、35隻に及ぶValemax級巨大貨物船(megacargueiro)は、Vale社の重要取引相手中国への運賃削減の切り札であったが、この船が2011年12月6日にマラニョン州ポンタ・ダ・マデイラ港で起こした事故は、不運な大失点となった。

航海データによると、積載量40万トンを誇る、STX Pan Ocean社所有のこの船は、韓国のドックで修理を行った後、8月8日にポンタ・ダ・マデイラ港へ到着予定である。
事故の原因は未だに明らかになっていない。

「Vale Beijing丸は、4月末から6月末にかけて修理と点検を行なって、現在は完璧に就航している。」STX Pan Ocean社のスポークスマンは宣言した。
STX Pan Ocean社はさらに6隻のメガ貨物船を2013年末までに納品することになっている。

中国の巨大貨物船入港禁止により、Vale社は中国への鉄鉱石運搬に、フィリピンのハブ港の使用(積荷の載せ替え)を強いられていた。

(Vale社の巨大貨物船、マラニョンでの事故から7ヶ月後復航する
Megacargueiro da Vale volta a operar sete meses após acidente no Maranhão
Reuters | 16/07/2012 08:26:51
http://economia.ig.com.br/empresas/2012-07-16/megacargueiro-da-vale-volta-a-operar-sete-meses-apos-acidente-no-maranhao.htmlから)

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