2017年12月14日

ふたご座流星群-ジェミニダス

Chuva de meteoros da constelação de Gêmeos=双子座の流星雨
ポルトガル語の専門用語ではGemínidas(ジェニダス)というらしい。
meteoros geminídeosとも書かれていた。
流星群の命名は、放射点の星座名(ラテン語)の語尾に-asをつけるのが法則のようである。
Perseidas、Leônidas、Eta Aquáridas、Oriônidasといった具合である。

こちらのニュース(Jornal Nacional 2017/12/13 20:15)の天気予報で次のように紹介された。

見るのに良い時間は、2017年12月14日未明0時から2時くらい。
出現数は1時間に30個ほど(60個という報道もある)。
Três Marias(3人のマリア?)の辺りを目印に見ろという。
Três Mariasとはオリオン座のベルト部分(cinturão)のことだが、なぜ3人のマリアと呼ぶのかはよくわからない。
それに、ふたご座流星群という名前を持つので、一応ふたご座を見るのであってオリオン座として良いのだろうかと思ったが、流星はふたご座を中心に広い範囲に散らばるから、誰でも知っている星座を目印にした説明がわかりやすいのだろう。
流星雨といっても怒涛のように流れる(torrencial)のではないから、根気よく観察することが大切である、と注意された。

さて実践である。
0時少し過ぎてから言われたようにオリオン座を見る。
オリオン座や近くのシリウスは天頂に近いところにあるので、首が疲れる。
本当は地面に寝転がるのが楽な観察姿勢なのだが、今夜は半袖シャツでは肌寒いくらいなので寝転ぶ気にはなれない。
寝ている犬に気付かれて、舐められたり踏みつけられたらかなわない。

最初に1個流れて、しばらく時間がたったらかなり短時間、2分ぐらいのうちに3個見られた。
上空を飛行機が横切る。
こんな時間にどこへ行くのかと気になり、Flightrader24を始動して確認する。
CM873、パナマ発リオデジャネイロ行きとある。
飛行機からも流星群は見えるのだろうか?
見えるのなら、上に見えるのか、横に見えるのか?

フライトレーダーはすぐ近くをこれから通りかかる飛行機を示す。
CM765、パナマ発ベロ・オリゾンテ行きとある。
これを確認しようと再び外に出たら、今夜で一番大きく明るい流星が流れた。
程なくもう一つ流れて、数えた流星は合計6個であった。

首が痛いと文句を言いながら、40分で3個見た人が満足したと投稿したので、住宅街からこれだけ見えたらまずまずではないだろうか。

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